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バクタプル > トウマディー広場

 トウマディー広場(Taumadhi Square):ダルバール広場から細い小道でつながっています。カトマンズ盆地で一番高い寺院であるニャタポラ寺院を始め、17世紀〜18世紀に造られた数々の寺院があります。

ニャタポラ寺院  ニャタポラ寺院1702年にプパティンドラ・マッラ王により建立されたカトマンズ盆地で一番高い30mの寺院で、バクタプルの町の外からでも目にすることが出来ます。「ニャタポラ」とは、「五重の屋根」という意味で、この寺院は5段の基壇と五層の塔という構成になっています。石段の両側には下から順に伝説の戦士・象・獅子・グリフィン・女神の石像が守護神として1対ずつ置かれており、普通の人間の10倍の力を持つ、といわれる伝説の戦士から順に上に行くにつれて力がさらに10倍ずつアップするといわれてます。ニャタポラ寺院の本尊は女神シッディ・ラクシュミであると云われていますが、扉は釘付けされており、一度も開けられたことがありません。

バイラブナート寺院  バイラブナート寺院17世紀初め、ジャガット・ジョティ・マッラ王の時代に建てられ、その後1718年にブパティンドラ・マッラ王により増築されました。ヒンドゥー教の寺院で、本尊としてシヴァの化身であるバイラブが祀られています。1934年の大地震で大きな被害を受けたため、現在の建物はその後に再建されたものです。最初に建てられたときは1層、その後の増築で2層に、大地震後の再建で3層に造りかえられました。

 マハーデヴ・ナラヤン寺院:二重の屋根を持つヒンドゥー教の寺院で、本尊はヴィシュヌ神。バクタプルで最も古い寺院の一つであると言われています。正面の高い柱の上にはガルーダの石像があります。


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