ペワ湖(Lake Phewa):ネパールで2番目に大きな湖で、ポカラの観光の中心地です。ボートをこいだり、ヒマラヤを眺めたりしながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。ペワ湖の真ん中にはバラヒ寺院があり、ボートに乗って訪れることができ、天気がよければ湖に映るヒマラヤの山々を楽しむこともできます。ペワ湖周辺は、日本政府の援助で公園整備が進んでいます。湖の東側はレイクサイドと呼ばれる場所で、ホテルやレストランが集まる地域です。
バラヒ寺院(Barahi Mandir):ペワ湖の真ん中にぽっかりと浮かぶ小さな島の上にあるヒンドゥー寺院。2層のパゴダ形式の寺院で、シャクティ(女性の力)の守護神であるアジマ神の化身とされる猪が祀られています。
セティーガンダキ(Seti Gandaki):ポカラの街外れにあるマヘンドラ・プルという橋から見ることが出来る、市街を縦断している川です。幅は2〜5mしかなく地表から50mもの深さの峡谷に川が流れ、流れが激しく岩盤を削るように流れています。
パタレ・チャンゴ(Patale Chhango):「パタレ・チャンゴ」とは「地獄の滝」という意味です。かつてトレッキングに来ていたデヴィッドというスイス人がこの場所で川に流されて、行方不明になってしまったために「デヴィズ・フォール」とも言われています。湖から来ている川の水が地中を流れ、岩壁の大穴から滝となって流れ落ちる不思議な光景を目にすることが出来ます。雨季は、水量が多く、あたり一面水しぶきになっているので雨具必携です(傘では役に立たない)。
オールドバザール(Old Bazaar):山地の民族をはじめいろいろな民族の集まるポカラのバザールではカトマンズのバザールとはまた違った雰囲気を楽しめます。
ビンドゥバシニ寺院(Bindyabasini Mandir):オールドバザールの丘の上にあるヒンドゥー寺院。白いドーム上の構造と石畳の広い境内で知られています。この寺院にはヴィシュヌやクリシュナが祀られていますが、本尊はドゥルガ(女神)です。
ポカラ博物館(Pokhara Museum):西ネパールの人々(グルン・タカリー・タルーなど)の歴史と生活・文化がよく分かる展示を見ることが出来る博物館です。オールドバザールの近くにあります。
アンナプルナ博物館(Natural History Museum):プリティビ・ナラヤナン・キャンパスの敷地内にある小さな博物館。アンナプルナに生息する野生の動物、蝶、鳥、昆虫などの標本や剥製が展示されています。蝶に関する展示が豊富です。
サランコット(Sarangkot):マチェンドラナート寺院の近くにあるポカラ旧市街の中心地で非常に賑やかな庶民の広場です。広場の端のほうにあるアンナプルナ寺院からは道行く人が鳴らす鐘の音がいつも聞こえてきます。市場は朝5時頃から8時頃まで開いています。インドラチョークは中世の街並みをそのまま残す通りで、日用品やサリー、毛織物などの店が軒を連ね、頭上を見上げると建物の窓の装飾が美しいです。マチェンドラナート寺院、ガネシュ寺院、アカシュ・バイラブ寺院、シヴァ寺院もサランコットにあります。