クマリの館は、1757年にカトマンズ最後のマッラ王朝の王であるジャイ・プラカース・マッラによって建てられた館で、生き神と信じられているクマリが住んでいます。2頭のライオン像が入り口を守っています。クマリはタレジュー神(ドゥルガ)の化身であると信じられ、ネワール・サキャ族の由緒正しい家の出身の少女の中から選ばれます。他の地域にもクマリは何人かいますが、このカトマンズのクマリが最も重要なクマリであるとされています。団体で訪れ、いくらかお布施をするとクマリは顔を見せてくれます(写真を撮ることは禁止)。年に一度、国王もクマリに会いに来て、祝福のティカ(おでこに赤いしるしをつけてもらう)を受けます。また年に一度のインドラジャトラの祭りでのクマリの山車巡行は必見です。
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