ハヌマン・ドカ:「ハヌマン」とはヒンドゥー教の猿の神様で、「ドカ」とは門のことです。ハヌマン像のある門がもともと「ハヌマン・ドカ」と呼ばれていましが、今では旧王宮もその付近もすべてハヌマン・ドカと呼ばれています。旧王宮は17世紀に造られたもので、ネワール建築の集大成とも言えるすばらしい装飾を目にすることができます。現在、王族はハヌマン・ドカには住んでいませんが、今でも外国の要人が訪れたときには、公式行事のために使われています。ハヌマン像は17世紀にマッラ王朝の王、プラタップ・マッラによって作られました。像の横にある金のドアが旧王宮の正門にあたり、2頭のライオン像が入り口を守っています。
パンチャ・ムクヒ・ハヌマン寺院:ハヌマン・ドカ内にある円形の五重の屋根を持つ、ネパールでも2例しかない建築様式の寺院。(もう一例はパシュパティナート)この寺院の中にはヒンドゥー僧しか入れません。中には5つの顔をもつハヌマーンの像があります。
Copyright © 2005-2020 Nepaling. all rights reserved.