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パシュパティナート
 
 パシュパティナート(Pashupatinath)は、カトマンズから東に5kmのところ、ガンジス川の支流であるバグマティ川の川岸にあるネパール最大のシヴァ寺院です。インドのヒンドゥー教徒にとっても重要な寺院で、インド亜大陸にある四大シヴァ寺院の一つです。シヴァラートリー(シヴァ神の誕生日)の日にはインドやネパールの巡礼者がこの寺院に詰め掛けます。破壊神であるシヴァは様々な化身を持っていますが、「パシュパティ」もその化身の一つです。この場所には879年からシヴァ寺院があったことがわかっており、現存の寺院は1697年にマッラ王朝のブパティンドラ王によって建てられたものです。しかし、キラテシュワール寺院にある最古のシヴァ・リンガから推測すると、紀元前3世紀には最初の寺院が建てられたのではないかと推測されています。パシュパティナート寺院は23.6mの高さをもち、寺院の四面には金色の扉が付いており、扉の両側にはヒンドゥーの神々の像があります。
 

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